これから就職活動をする現役女子大生が、業界のトップランナーに直撃取材。
様々なIPとのコラボレーションによるカフェ・飲食事業を展開する株式会社エルティーアール。4月14日には、東京・原宿に「The Unknown Café Gallery Harajuku」(https://ukcg.jp)をオープンし、新たなクリエイター創出の場を提供している。
今回は、立教大学3年・手島芳理、慶應義塾大学3年・吉澤陽菜のScketto5期生の2名が、代表取締役の谷丈太朗氏にお話を伺った。
吉澤:今回「The Unknown Café Gallery Harajuku」をオープンしたきっかけを教えてください。
谷:テーマである「The Unknown Café Gallery Harajuku」は「まだ知られていない」という意味なのですが、どんな人気作家や作品にも必ず無名の頃があったと思います。そのようなクリエイターを応援する場所としてこの空間を作りました。この原宿という場所は新しい才能が生まれる場なのですよね。
吉澤:新しいものを1から作るとき、何かを掛け合わせるときに大切にしていることはありますか?
谷:ご来店くださるお客様の楽しみ方ですね。普段のテーマカフェではファンの受け取り方を大切にしています。今回のテーマは、作品ではなく漫画その物をモチーフにしているので、モノクロをテーマにしました。
フードのモノクロのパフェも掘ってみたら色々出てきましたよね。
そんな風に、新体験や特別な体験ができる場所、ということを意識しました。
手島:コロナ禍の前後で、どのような変化がありましたか?
谷:コロナ前は、身近な非日常を楽しんでもらう場でした。それこそ、原宿を1つの大きなテーマパークのようにして、歩きながら色々立ち寄って楽しめる場所でした。しかし、コロナの影響で、目的があって行くよう場所に変わってしまったなと思います。
なので、もう一度街と磁力を上げていくような、変化を作りだしたいです。今は少しずつ活気が戻りつつあるので、最終的な楽しみ方として新体験を掘り返す場所にしたいなと。
手島:最後に、一緒に働く人に求めるものを教えてください。
谷:好奇心を持っていることが大事です。
多様な価値観に興味を持てるかどうかが重要だと思います。自分はこう思うという自分だけの価値観ではなくて、「誰々ならこう感じるだろう」「誰々に届けるには何が必要だろう」を考えられる人であってほしいです。
手島・吉澤:本日はありがとうございました。
■取材・文:手島芳理(立教大学)、吉澤陽菜(慶應義塾大学)
■取材場所:The Unknown Café Gallery Harajuku(アンノウン カフェ ギャラリー ハラジュク)
東京都渋谷区明治神宮前6-6-2 原宿べルピア1階
■株式会社エルティーアール:https://ltr-inc.co.jp
©2023 The Unknown Café Gallery Harajuku
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