法政大学「自主マスコミ講座」編＜サークル・講座紹介②＞

アナウンサー・マスコミ志望の大学生は、大学内のサークルや講座選びも重要です。

第２弾は、法政大学「自主マスコミ講座編」をご紹介。

現在、法政大学に通う加瀬優花（２年・右・Scketto６期生）、鈴木遥（２年・左・Scketto６期生）メンバー２名がリポートしました。

（※原稿は2024年12月制作時段階での情報になります）

【法政大学「自主マスコミ講座」】

「表現する仕事で社会に貢献する学生の夢を叶える講座」をスローガンに、卒業生や大学の関係機関の協力を得ながら大学職員が自主的に運営している講座。新聞社、出版社、放送局、広告代理店などマスコミ業界を志望する全学年の1〜3年生を対象に、マスコミ業界で働く講師を迎え、少人数による実践的な授業を行なっている。アナ内定者が特に多いが、TV局総合職から新聞社、出版社、広告代理店など幅広く内定者を輩出している。

・歴史

１９８８年、マスコミに就職を希望する学生を応援するために、教職員有志が法政大学自主マスコミ講座を設立。以来、毎年TV局のアナを含む多くのマスコミへの内定者を輩出している。

・活動内容

マスコミ業界で働く講座のOB、OGの講師を迎え、少人数による実践的な授業を行なっている。志望する業界ごとにクラスを分けるので、専門的に学ぶことができる。発声、自己PR、グループワークなど。

・活動日：授業期間中の毎週土曜日

・規模：３年生約110名　２年生約130名　１年生約80名

・学園祭、式典の活動実績：

大学の入学式や学位授与式、その他の大学主催の式典の司会を担当します

・お薦めポイント：

講義だけでなく、ワークなど実践的な学びがあるところ。積極的に取り組めば取り組むほど、活動の幅が広がるところ（ES添削や面接練習、イベントの企画など）。同じ業界を目指す同士絆が深まり、先輩や後輩とも繋がりを得ることができるところ。

・入会に関して：

今学期はブログからGoogle formによる申し込み。

（以前は筆記試験や面接があった）

・有名OB：

日本テレビ：平松修造、水越毅郎

TBS：蓮見孝之、小沢光葵

フジテレビ：谷岡慎一、木村拓也、黒瀬翔生、原田葵

テレビ朝日：三谷紬

【現在所属者のリポート】

私は１年生の春学期から自主マスコミ講座を受講しており、現在は２年表現コースを受講しています。講義はグループワークやプレゼンテーション、グループディスカッションなど実践的な内容も多く毎回多くの学びや自身の成長も感じられます。

そして、自主マスコミ講座に入ったことで、同じ目標を持つ仲間にも出会うことができました。また、私がsckettoプロジェクト６期生として活動を始めたきっかけは自主マスコミ講座の先輩が活動していたと知ったことです。このように自主マスコミ講座は学びが多いだけでなく、縦も横もつながりが強く、様々な素敵な出会いがあるところが魅力だと思います。

文：加瀬優花（大学２年・右）、鈴木遥（大学２年・左）

【法政大学OBによる紹介】

私はコロナ真っ只中で入学した1年春から4年間受講していました。

通常授業でなかなか同級生との繋がりを築けず悩んでいた時も、休日の時間を削って真摯に向き合ってくださる講師の方々のお話が勉強になったり、常に自分をアップデートすべく挑戦する同期の姿に刺激を受けていました。

また選考時期が近づくとお互いに動画を取り合ったり、面接練習をしたりと良き仲間、良きライバルとして切磋琢磨し合えていたと思います。

「せっかくの休日の半日を費やすなんて・・・」と思われるかもですが、普段は学部もサークルも違う中で目標のために本音を語ったり、自分の魅せ方を学べる環境はとても貴重だと思うので、アナウンサーを目指す学生の方はもちろん、広告や出版など少しでもマスコミ業界を考えている学生の方は一度受講してみてもらえたらと思います。

（遠藤葵＜2024年法政大学卒・広告代理店勤務＞）https://x.com/aoi_blue0605