top of page

井浦新と板谷由夏が『Precious WATCH AWARD 2024』登壇

井浦新と板谷由夏が『Precious WATCH AWARD 2024』「時の人」に決定!

「また現場で一緒になりたいです」2人が2024年を振り返った。

2024年12月5日、東京都・マンダリンオリエンタル東京にて『Precious WATCH AWARD 2024』の発表・贈賞式が行われた。

『Precious WATCH AWARD』は、女性ファッション誌「Precious」と男性ファッション誌「MEN’S Precious」(ともに小学館)が主催し今年で7年目を迎える。その年に発売された新作ウォッチから、ラグジュアリー世代を満足させる最高の1本。女性向けと男性向けウォッチ部門に分かれ、女性向けは「名品ウォッチ賞」「ハイジュエリーウォッチ賞」など11のカテゴリー、男性向けは「クロノグラフウォッチ賞」「ラグジュアリースポーツウォッチ賞」など8のカテゴリーから選出。


そして、毎年話題になるのがその年に最も輝いた時を過ごした人物を選出する「時の人」賞である。

2020年には女優の鈴木保奈美さん、2021年には女優の米倉涼子さん、2022年にはモデルの冨永愛さんと俳優の井原剛志さん、2023年には俳優の井川遥さんが受賞している。

 

そして2024年に最も輝いた時を過ごした「時の人」に俳優の井浦新さん、板谷由夏さんが選ばれた。

 

【井浦新】

「時の人」賞・MEN‘S Precious部門に、俳優の井浦新が選ばれた。

 

受賞について、「Precious」ブランド室の能聡子室長は、「2024年は、大河ドラマ『光る君へ』での藤原道隆役をはじめ、映画『徒花−ADABANA』では主演を務められ、またテレビ朝日系ドラマ『無能の鷹』へのご出演など、その演技力は毎回話題となりました。さらに『Precious』9月号の特集へもご登場いただきました。深い経験と変貌自在な表現力に、敬意と称賛の気持ちを込めて、賞を贈らせていただきます。」とコメントした。

 また、井浦は今回の受賞を受けて、「このような光栄な賞をいただけて恐縮です。『時の人』と称される賞をいただけたのは、日々生活を共にしている家族や仲間達、毎日仕事をサポートしてくれている事務所の皆さんのおかげです。今年も、1年駆け抜けることができました。50になって節目の年に、賞をいただけたことは本当に励みになりました。来年も、この賞に背中を押されながら励んでいきたいです。」と受賞への率直な気持ちと共に、家族や周りの人への感謝も述べた。

 全身ブラックのスーツ姿というシックでクールな姿で登場した井浦。ラメの入った黒スーツでキラキラと輝く姿が、井浦の今年の活躍を表しているようで素敵だ。また、フォトセッションでは、カメラに向かって微笑みかけるその表情がとても優しく、印象的だった。

<プロフィール>

俳優。1974年、東京都生まれ。1998年、映画「ワンダフルライフ」初主演以降、映画、ドラマ、ナレーションなど幅広く活動。2024年に出演したドラマ「アンナチュラル」や、映画『ラストマイル』は大きな反響をよんだ。2024年の大河ドラマ「光る君へ」では、藤原道隆を演じ、板谷由夏演じる高階貴子と夫婦役として出演。2025年1月2日には、新春ドラマ『スロウトレイン』に出演。アパレルブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」、サステナブル・コスメブランド「Kruhi」も手がける。

 

【板谷由夏】

「時の人」賞・「Precious」部門に女優の板谷由夏が選ばれた。


受賞について、「Precious」ブランド室の能聡子室長は、「板谷由夏さんは、今年大河ドラマ『光る君へ』の高階貴子役で大きな話題となりました。また舞台へのご出演、さらにご自身でブランドも手掛けられるなど、幅広くご活躍されました。また「Precious」9月号の特集をはじめとした様々な企画へもご出演いただき、年齢と経験を重ねたからこその美しさとその経験に敬意を示しまして、『時の人』賞を贈らせていただきます。」とコメント。

板谷は今回の受賞を受けて、「まさかそんな『時の人』だなんて、本当にうれしいです。」と笑顔で答えた。

 「2024年は本当にあっという間で、仕事としても、いろんなトライができた年でしたし、いろんな出会いもありました。私は来年50になります。50を目の前に人として、女性としていろんなことを考える1年だったなと思います」とこの1年を振り返った。

「体力の低下も感じますし、これから何を目標にして今後50歳、60歳を過ごしていくのかっていうことを改めて考える1年になったので、そういった意味では、こういった賞をいただけて背筋が伸びる思いがし、勇気が持てる気がします」と話した。

板谷はシックなブラックドレスに身を包み、大ぶりのイヤリングとゴールドのブレスレット、リングを身につけて登壇した。

終始笑顔を浮かべながら話すその姿は、凛とした佇まいの中にも、大人の女性ならではの余裕と美しさを感じさせた。

<プロフィール>

福岡県出身1975年生まれ。

1999年に映画「avec mon mari」でデビュー。その後ドラマ「パーフェクトラブ!」を皮切りに、数々の映画やドラマに出演。2007年から11年間、「NEWS ZERO」でキャスターを務めた。さらに、2児の母でもあり、自身が立ち上げたファッションブランド「SINME」のディレクターも務める。NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道隆の嫡妻・高階貴子役として大きな話題に。

 

【トークショー】

お2人和やかな表情で登壇。2024年も残り約1か月。

 

MCの「2024年はどんな1年でしたか?」という質問に板谷(写真右)は「新君とも挑戦した大河ドラマ『光る君へ』もありましたし、そういった意味では私たちの仕事は、新しい出会いとその出会いをいかに結ぶかだと思います。本当に2024年は様々な出会いがありましたし、毎年とても大事な年ですが今年もとても大事な年になったと思います。ご縁が1番大事かなと思います。」と井浦と共演を果たしたことを含めて2024年を振り返った。

また井浦は「今年は今までで感じたことのないぐらいあっという間に過ぎていったなと思います。日々忘却しないように、自分の意識をただただ時間が過ぎていくとならないようにエネルギーを特に使っていたと思います。」とせわしなく過ぎていく日々を振り返った。続けて、「思い返すと、3作品のドラマに参加し映画の公開が5作品。とにかくいつも台本を読んでいたと思います。俳優のお仕事を始めてから、今が一番忙しいのではないかと思う瞬間を、本当にありがたいことに毎年更新させてもらえています。今年は本当に今までの中で一番忙しく充実した年になっているという実感があります。」と忙しく過ぎ去る毎日に感謝の気持ちを示しながら語った。

2人とも、一つ一つの言葉に重みが感じられ、充実した毎日を過ごされたことが言葉でも感じられた。

2人は、大河ドラマ『光る君へ』にて夫婦役(井浦:藤原道隆、板谷:井浦演じる藤原道隆の嫡妻・高階貴子役)を演じている。

 

MCの「撮影時での思い出は?」という質問に井浦は「2人での思い出は本当に沢山あります。そもそもこの作品が初めましてではなく、ありがたいことに僕達は結構友達として時間を重ねさせてもらっています。そのため絶対的な信頼、安心感を持って夫婦役を演じさせてもらえました。板谷さんだからこそ、一緒に出来る夫婦の形を挑戦できるなと最初から思っていました。案の定、撮影が始まれば一瞬にして夫婦の距離感だったり、細かな温度感だったりを2人で表現できることが沢山あったので、板谷さんで良かったなと本当に思いました。中でも、二人で演奏するシーン(井浦が笛、板谷がお琴)がありました。それぞれ練習をしてきて初めて合わせたのが本番一個前のテストで、本番には実際に弾いて収録する流れでした。2人とも息がぴったり合っていて、途中で監督に『弾きながら目を合わせて下さい』という注文を頂きました。板谷さんだから間をピタッと合わせることが出来たと思います。本当に沢山の思い出があります。」と撮影秘話を笑顔で懐古した。

 

この回答に板谷は、「そうですね、まさに新君が仰る通りです。お芝居って言葉に出さないキャッチボールと言いますか、会話が出来るか出来ないか、というところがきっとあると思いますが、新くんとはそういった言葉にしなくてもいい会話がきちんとできる役者さんだと思っています。10年前にテレビドラマ『同窓生~人は、三度、恋をする~』(TBS系)にて親友役をやり、それから久しぶりの共演だったのですが何も不安がなく何も変わらず、新君がそこにいてくれるだけで、旦那様でいてくれたし、何でしょう、とても愛しい時間でした。夫婦でいられて良かったという愛おしい時間を、平安時代で表現できたというのはとても宝物になりました。」と演じるにあたって井浦さんの存在の大きさに触れながら、共演した日々を振り返った。

そして「また現場で一緒になりたいです」と板谷が語り、それに続いて「なりたいです」と井浦が語った。二人からは絶大な信頼関係が感じられた。

今年の「Precious」9月号にて、時計特集の巻頭ページでも共演している。同世代の素敵な2ショットが話題になった。

MCの「撮影時の感想は?」という質問に井浦は「楽しいのですが気恥ずかしさがあったと思います。心の距離が近い分、突然見つめ合って照れてしまったり。芝居の中では出来ることが、スチールだとまた違う世界観の中でやるんだなと。もの凄く新鮮に感じながら、撮影をしてきました。」と撮影の様子を赤裸々に語った。

それに対し板谷は「台本があると、どんな役も二人とも出来るのですが、いざカメラの前で板谷由夏と井浦新の表現となると絶妙に照れが生じるというか。(笑)」と付け加えた。また、「不思議な体験でした。照れているな、というのが分かって。それを見て私も恥ずかしくて照れました。」とお互い照れてしまった出来事を語った。

  

『Rrecious WATCH AWARD』ということで、時計への思いについて「時計を身に着ける上でのこだわりは?」というMCの質問に板谷は「時計はないと不安です。左手にないと不安で。なので一部です。節目節目にご褒美で自分に毎年プレゼントをしています。」と日々の生活に欠かせない時計への愛を語った。

それに対し井浦は、「時計は必需品で、僕は場面場面によって合わせています。板谷さんのように、アクセサリーとしてファッション的に楽しむ時と、フィールドでより自然に近い、自然の中に入っていく時だったり、都会だったり、このようなフォーマルな場所だったり。場面場面で時計を変えていくのが楽しいです。そういう風に飽きることなく時計を楽しんでおり、時計は生活の1つだと感じています。好きが高じて、時計は今自分でも場面、目的にあった時計を作り始めたりしたりとか。時計はとても好きなもののひとつです。」と時計愛と共に、様々な場面に寄り添う時計の魅力を語った。

MCの「時計が刻んでいく時間に関して、忙しい毎日の中で大切にしている『時間』は?」という質問に井浦は「『忘却』だけは絶対にしたくないです。忙しい日々は本当にありがたいことで、感謝が溢れてきます。忙しい、忙しくない問わず、自分の生活の中にある大切な時間を有効に使っています。僕は、家に小さな小さな植物園を作りました。自分の好きな植物だったり、ご縁があった植物が少しずつ少しずつ増えていったら、いつの間にか植物園のようになっていました。どんなに忙しくても、毎日朝ちょっと早く起きて植物への水やり、観察する時間があることで昨日より少し芽が出ていることに気づいたり。1日の中で朝や夕方、夜に時間の経過を感じそれに気づくと、自分がどれだけ慌ただしく過ごした1日だったとしても、必ず同じように地球は動いて、命は成長していって…ということを忘れさせないようにしてくれます。そのため、植物と対話している時間はとても大事だと思います。」と話した。

あっという間に過ぎる日々の中でも、1日1日を大切に過ごそうとしている井浦の「時間」に対しての考えが伺えた。

一方、板谷は「色んな場面で大事な時間はあって、仕事をしていると集中できる時間だったり、家族といると家族といる時間が大事だったりします。うちの次男がもうすぐ小学校卒業で、中学1年生になり思春期なんです。最近手を繋がないとか、抱きしめさせてくれないとかそういうのが少しずつ出てきました。この間、彼をぎゅっと抱きしめたときに、『この時間って今しかないかも、大事にしたい』と思いました。今大事にしたいな、と思った時にふと浮かぶのは、『次男をただハグできる時間』ですね。」とプライベートで大切にしている「時間」について語った。

そんな板谷からは、限られた時間を惜しんでいる様子が感じられた。

 

最後はMCの「2025年はどんな『時』を過ごしたい?」という質問。

それに対して井浦は、「過去も未来もどちらも大事ですが、ずっと俳優のお仕事をやらせていただいてから大事にしてきているのが、とにかくぶれずにまっすぐ進んできていることです。2025年も、自分の心が向かって行く先がぶれずに同じようにまっすぐ進みながら、2024年が最高潮に忙しかったというのを結果的に超えていく1年にしていきたいです。」と井浦の仕事に対してひたむきな思い、そして更なる活躍を望む気持ちを語った。

そして板谷は、「来年50歳になります。正直、私は今ぶれまくりです。(笑)それは人生の50歳を迎えるということも含め、女性としても転換期を迎えるということも含め、今悩んだり、おろおろしたり、もやもやしたり、そういう時期なんだなと思いながら過ごしているのが正直なところです。ですがそこを抜けないとこの先の50代、60代がエンジョイできないというのも分かっています。今、どういう風にそこと向き合って進んでいくかということを考えている時期です。来年も自分にとってきっとそんな1年になると思いますが、出会いを大事にしながら、お仕事1つ1つを大事にしながら、自分のこともこれからの人生のことも大事に考えながら来年も進んでいけたらいいなと思います。」と板谷の今の現状に触れながら、悩みながらも丁寧に大切に「時」を刻もうとする前向きな意思が感じられた。

トークショーから垣間見られた2人の仕事への思い、そして時計が刻む「時」への向き合い方。

2025年の更なる活躍に今後も目が離せない。


 【フォトセッション】

式の最後にはフォトセッションが行われた。

終始笑顔で撮影に応じる板谷&井浦。

時折2人が会話する場面も見られ、友好関係のある二人の仲睦まじい様子が見られた。自然でリラックスした表情、姿が印象的だった。

 

【感想】

左から笹ケ瀬麻結(大妻女子大学)、稲本麻衣(成城大学)、長島美桜(日本女子大学)リポーター3名が紹介しました。

 

2024年もあと約3週間。MCの質問に対してしっかりと向き合い、ぴったり合うような言葉を探している姿勢が感じられ印象に残りました。「今」ときちんと向き合い、目の前のことに力を注いでいるからこそ今この「時」輝くことが出来るのかな、と感じました。仕事や時、人に正面から向き合う2人だからこそ、丁寧に発せられる言葉があったように思います。「忙しい毎日の中で大切にしている時間は?」という質問に対して井浦さんが「『忘却』だけは絶対にしたくないです。」と話しているのが印象的でした。「時」に対してしっかりと向き合っている姿勢から、私も1日1日を大切に「今」という時間を一生懸命生きていきたいと改めて思うことが出来ました。2025年のお2人の更なる活躍が楽しみです(笹ケ瀬麻結)

 

 お2人のお話と輝く姿を見て、忙しい中でも一瞬一瞬の「時」を大切にされていることに感銘を受けました。これまでの人生の中で何よりも出逢いを大切にしてきた2人だからこそ、お互いがお互いを「何も不安はない。とても愛おしい時間だった。」言い合えるのかなと思います。そう伝え合う2人がとてもかっこよく、素敵でした。私自身今年二十歳になったばかりの若輩者ですが、今回板谷由夏さんと井浦新さんの紡ぐ言葉やその姿を目の当たりにし、お二人のような年の重ね方・「時」の重ね方が出来たら、どんなに魅力的で素敵なのだろうと感じました。少しでも近づけるよう精進します!!(稲本麻衣)

 

お二人の一つ一つの言葉を大切に丁寧に紡ぐ様子が印象的でした。言葉にお互いへの信頼と深い絆を感じることができ、「大親友」のお二人だからこそ作り出す、とても心温まる時間でした。

忙しい毎日の中でも一瞬一瞬の「時」を大切にしているお二人の姿から、私もお二人のような素敵な大人になれるよう精進したいです。2025年の更なるご活躍が楽しみです。(長島美桜)


 

 

Σχόλια


bottom of page